絵や工芸などの芸術作品は、できるだけ長く現状を保たせたいものです。そのため、過去の芸術作品は修復などの作業を行っているのを聞いたことがあると思います。 その、劣化の原因のひとつに 酸化 があげられます。
絵具や紙などが酸化することにより 変色したり、剥離したりするのです。
そのため、美術用の紙や絵具はなるべく中性 もしくは弱アルカリ性の物が多いのです。 同じことが額装にも言えます。
皆さんは、セロハンテープが古くなると茶色く変色するのを見たことありますか? もしそのような酸化するテープを使って額装すると、数年後には作品が変色する可能性があります。 だから、写真のような中性のテープを使う必要があるのです。
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