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普通の印刷用の紙は、紙面がつるんとしていて表情がありません。真っ白で味気ない
そんな紙ではなく、水彩紙に印刷って出来ないのでしょうか?
水彩紙には「目」と言われる紙肌があります そのため普通の紙より味わいがあります。
今回は Canon MG6300家庭用インクジェトプリンターを用いて印刷してみました。
データはMacBookPro で Adobe Illusutratorを用いました。
印刷に使用した紙は
雲肌麻紙(日本画用)、KMKケント、ワトソン190g、ホワイトワトソン190g、デネブ
ニューブレダン、ビファール300g、シリウス、Harnemuhle-Banboo、M画用紙
の10種類です。
表面、裏面ともに奇麗に印刷できました。
裏面は紙面に多少毛羽立ちがあるので、インクジェットのヘッドがこすれる場合がありますので
注意が必要。
ただ、紙自体が高価なため コストは高めになります。
一般的なケント紙です。紙自体の厚みがあり カード等に向いてそうですが
インクの乗りは良くありません。まだらな感じになり細かい文字は判読できません。
この紙は 印刷には向きません。
但し、トナーを用いる印刷機の場合は問題なく出来ます。
カラーコピー機やレーザープリンターであれば 奇麗に印刷できると思います。
水彩紙で有名なワトソン紙ですが、問題なく印刷できると思います。
紙自体がナチュラル色のため色を若干拾いますが 奇麗に出ると思います。
ワトソンの色の白い物が、ホワイトワトソンになります
印刷の発色自体は細かな部分まで奇麗に出ると思います。
色も白に近い事もあり 印刷自体の細かな色の違いがしっかりとでます。
若干沈んだ感じがありますが 落ち着いた感じの仕上がりとなります。
非木材系の水彩紙 パルプとコットンの混合紙です。
紙肌に特徴がある紙ですが。
印刷は紙肌によるものなのか、サイジングが強いのか
あまり奇麗ではありません。ムラが出ます。
発色も若干沈んだ感じになります。
コットンを70%含んだ版画・水彩用紙です。
紙自体に若干色がついていますが
発色は問題なく奇麗に印刷できます。
紙表面が柔らかいので、しっとりとした感じの仕上がりになります。
今回試した紙の中では一番奇麗に印刷できるのではないかと思われます。
若干黄色みのある水彩紙です。
印刷は出来ますが、少しぼやけた感じになるかと思います。
細かい文字はつぶれてしまうかもしれません。
発色自体は奇麗だと思います。
ナチュラルホワイトの水彩紙です。
印刷は文字等の輪郭が若干ぼやけるため 細かな文字はつぶれてしまいます。
若干沈んだ発色の紙になります。
ドイツ ハーネミューレの水彩紙で 竹の繊維を90%使用した紙になります。
色は若干色味のあるナチュラルホワイトです。
印刷は大変奇麗に出来ます。発色自体も大変奇麗で細かな文字も問題なく印刷できます。
紙肌も味がありカード等に向いていると思います。
一般的な画用紙です。
印刷の発色は若干沈み気味ですが 細かな部分までつぶれずでます。
微妙な色の違いもわかります。